ゴールデンエイジは一生に一度!野球少年がその時期にするべきことは?
こんにちは。いよこ(@iyoco1021)です。
ゴールデンエイジという言葉をご存知でしょうか??
子供にとってとても大切な時期です!
ゴールデンエイジって聞いたことあるけど、何歳までに何をしたらいいの??
知らないと勿体無い!ゴールデンエイジについて紹介します。
スキャモンの発育曲線
スキャモンの発育曲線とは、誕生から20歳までを100%としたときの発育グラフです。
4つの系統に分けて発達の様子がグラフで描かれています。
画像引用元:国立スポーツ科学センター「女性アスリート指導者のためのハンドブック 発育・発達について」
ちょっ!!幼児期の神経型の曲線!すごい成長してるよ!
幼児期に注目されるのは、神経型の曲線です。
一気に大きな山を描いて80%近くまで急成長していますね~
ゴールデンエイジとは
子供の運動神経がぐーーーんと伸びる時期です。
スポーツだけに限らず、楽器の演奏や手先の運動神経も含まれます。
一生に一度の、子供の運動神経を伸ばす大チャンスだね!!いつ、何をしたらこのチャンスをモノにできるの???
取り敢えず色んなスポーツさせればいいんじゃないの??
いえいえ、ちゃーんと、どの時期にどんなことをしたら、運動神経が発達するかは科学的に理論づけられているんです。
ゴールデンエイジは年齢で3つに分けられます。
・プレゴールデンエイジ(3~8歳)
・ゴールデンエイジ(9~11歳)
・ポストゴールデンエイジ(12~14歳)
プレゴールデンエイジ
プレゴールデンエイジとは、3歳から8歳までの期間のことを言います。
神経系が8割程度は形成されて、急激な成長を遂げる時期です。
スキャモンの発育曲線でも、急成長してたよね!
運動神経の基礎が形成される時期なので、1つのスポーツに限定してしまわず、いろんなスポーツをしたり、外で遊ばせたりすることが大切。
色んな遊びやスポーツを通して、基本的な運動動作を身に付けられる時期で、スポーツで成功させたい!と思っている親は、この時期から運動系の習い事を始めるたりする人もいますよね。
子供が望むなら、可能な限り色々なスポーツや、外遊びで体をたくさん動かすのが望ましいですね。
ゴールデンエイジ
ゴールデンエイジとは、9歳から11歳までの期間を指します。
神経系が100%近くまで急成長する時期です。
この時期は、新しい物事を吸収するのが1番速い時期と言われています。
このゴールデンエイジに身につけた技術って、大人になっても体が覚えていたりするんです。
確かに、自転車の乗り方や、泳ぎ方は大人になっても体が覚えていて忘れないよね。
野球でいえば、この時期にできるだけ、正しいバッティングや投球フォームを身につけておきたいですね!
ポストゴールデンエイジ
ポストゴールデンエイジは、12歳から14歳のことを指します。
骨格や筋肉が発達して、体が急成長する時期ですが、神経系は殆ど出来上がっているため、運動技術の大きな成長は感じにくいと言われています。
今、自分が身につけているテクニックに磨きをかけ、質を高めることが大切な時期です。
体の急成長に伴い、パワーやスピードも伴ってくる時期です。
野球がうまくになるためには、ゴールデンエイジをどう過ごす?
だから、ゴールデンエイジの間で、ある程度バット技術、スイング技術を身につけておいた方がいいよ。一生に一度のゴールデンエイジは、過ぎてしまうと取り戻せないのだ!!
このゴールデンエイジにバット技術、スイング技術を身につけておけば、ポストゴールデンエイジやそれ以降にパワーやスピードが備わって、さらに技術に磨きがかかり、ミートする技術も、ボールを遠くに飛ばす力もある野球選手に近づけそうですね。